こんにちは。
PCインストラクターのKannacyanです。
事務のお仕事の求人で見かける「SUM関数を使える方」。
SUM関数は数値の合計を求める、Excelで最も使用頻度の高い関数です。
基本的な関数ですが、実際、使いこなせていない方もいらっしゃるのではないでしょうか?そこで、意外と知らないSUM関数をご紹介します。
SUM関数がきっちり使えるだけでも、お仕事の効率があがるかもしれません。
基本的な使い方は3STEP
STEP1
合計(計算結果)を求めるセルを選択する
STEP2
[ホーム]タブの[オートSUM]ボタンをクリックする
STEP3
合計する範囲を範囲選択し、キーボードの【Enter】で確定する
解説
まずは、STEP1。合計の結果を表示するセルを選択します。
これがあやふやな方が結構いらっしゃいます。
SUM関数だけではなく、他の関数を使用する場合も、まず最初に計算結果を表示したいセルを選択することを覚えておいてください。
STEP2の[オートSUM]ボタンをクリックすると、SUM関数が選択したセルに挿入されます。SUM関数を入力する方法はいくつかありますが、やはり[オートSUM]ボタンを使うのが早いですね。
SUM関数が入力されると、Excelが自動的に隣接するセルを合計範囲に指定してくれます。
この時、正しい範囲が選択されていれば、【Enter】キーで確定したらOK!
問題はそうではない場合です。
範囲に誤りがある場合は、このタイミングで正しい範囲を範囲選択する必要があります。
合計したい範囲が連続している場合
正しい範囲をドラッグして範囲選択しましょう。
合計したい範囲が連続していない場合
最初の範囲を選択したあと、2か所目からは【Ctrl】キーを押しながら範囲選択をしていきます。【Ctrl】キーを押すことで連続しない範囲を同時に選択することができます。
連続していない範囲にはSUM関数が使えないと思っている方も少なくありません。
これを覚えておくと、事務の効率がうんとあがります。
最後は【Enter】 キーで、気持ちよく合計を求めましょう!
時短!縦横計を一気に求めるのは2STEP
STEP1
合計するデータと結果を表示するセルを全て範囲選択する
STEP2
[ホーム]タブの[オートSUM]ボタンをクリック!
解説不要。あっという間に、縦横計が求められます!
SUM関数が使う事ができれば、
範囲内の平均を求める「AVERAGE」
範囲内の最大値を求める「MAX」
範囲内の最小値をもとめる「MIN」
範囲内の数値の個数を求める「COUNT」
は関数名が違うだけで同じように使えます。(これらの関数は「オートSUM」ボタンの右にある下向き▼をクリックすると出てきます)
基本の操作をきっちりと理解していれば、色々と応用がききますよ!
ご覧いただきありがとうございました。
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