こんにちは。
PCインストラクターのKannacyanです。
MOSとはマイクロソフトオフィス製品(Word、Excel、PowerPoint、Access、Outlook)のスキルを証明できる資格です。世界的に実施されているので、世界に通じる資格となっています。
資格取得のための勉強方法について、これまでのPCインストラクターの経験からまとめます。
独学で合格するための勉強法
①対策テキストを購入
②全ての練習問題を練習する
③模擬試験を繰り返し練習する
全くWord・Excelなどの操作の経験のない方には、独学は難しいですが、 WordやExcelを使用した経験があり、自分で本を読んで勉強することが出来る方であれば独学で合格することは可能 だと思います。
実際、私は中学生だった息子に、後述のテキストを与え独学で勉強させました。
息子の場合、1科目の合格までに1か月かかりませんでした。
おすすめテキスト
FOM出版社の「対策テキスト&問題集」
多くのパソコン教室でも、このテキストがMOS対策に使用されています。
私が通ったスクールも、インストラクターをしていた教室もこのテキストでした。
Microsoft Office Specialist Microsoft Word 2016 対策テキスト& 問題集 (よくわかるマスター)
Microsoft Office Specialist Microsoft Excel 2016 対策テキスト& 問題集 (よくわかるマスター)
Microsoft Office Specialist Microsoft PowerPoint 2016 対策テキスト&問題集 (よくわかるマスター)
勉強の仕方
まずは、練習問題をひととおり学習します。
テキストのサイドに記入されている「How to」や「Point」などもしっかり読んで理解しましょう。
次に模擬試験です。
模擬試験は、ゲーム感覚で、やればやるほど点数があがっていきます。
制限時間50分に対し、40分までで回答し90%以上の正答率が出るようになれば、合格できる可能性が高いと思います。
独学で合格はできるが活用する力をつけることは難しい
テキストで模擬試験を繰り返し問題パターンを覚えることで合格はできますが、実際の実務で使えるスキルが身につくかというと、そうではありません。
MOSは質問に答える形式で解答していくので、WordにしてもExcelにしても一から自分で文章やデータを作成する事はありません。
とりあえず履歴書に書ける資格がほしい、資格の取得を急いでいる方には独学もいいですが、MOSの勉強を実務に役立てたい方は、MOSの対策テキスト以外にも、本や問題集で練習をされることをお勧めします。
パソコン教室に通う勉強法
①WordやExcelの基礎から資格取得に必要な範囲の学習
②MOS対策の学習
MOSの資格取得を考えたときに思いつくのが、パソコン教室に通うことでしょう。
多くのパソコン教室では、多少知識があっても基礎からの学習を勧められると思います。その後にMOSの対策です。当然、お金と時間がかかります。
しかしながら、学習の過程でそれぞれの単元をじっくり学習し、練習問題にも取り組むと思うので本当の意味でのスキルが身に付きやすいと思います。
私的おすすめの通い方
上記①と②、どちらかを独学にするのであれば、②のMOS対策を独学にした方がいいと思います。先ほど書いたように、MOS対策はFOMのテキストで進める教室も多く、「これなら自宅でできる・・・」と感じられるケースも多いです。
対策コースを受講しなくても、自宅で学習してわからなかったこと、受験の際に気をつけることを教室で聞ける教室がいいですね。ちなみに私の教室では、お家で練習を繰り返してわからないところを教室で質問してもらうようにしています。
MOSはコツコツ練習すれば、合格率の高い資格試験です。
自分のPCスキルを客観的に証明してくれますし、学習の過程で事務に必要なスキルを身につけらると思います。
今後、就職や再就職をお考えの方、今のスキルを上げたい方は、ぜひチャレンジしてみてください!
読んでくださってありがとうございました。